車の鍵、家の鍵、生活する上でさまざまな鍵が必要になります。生活の防犯上、鍵は必須となり、常に持ち歩かなくてはいけません。今回は鍵の持ち歩きにはどんなものがあるのか、それぞれのメリットやデメリット、そしておすすめの方法について紹介していきます。鍵の持ち歩きについて知りたい人は参考にしてみてください。
よくある鍵の持ち歩き方のメリット・デメリット
こちらでは、まずよくある鍵の持ち歩き方についてメリットとデメリットを合わせて紹介していきます。
・バッグのポケットに入れる
多くの人が選んでいる持ち歩き方がバッグのポケットに入れるというものでした。普段から使う財布やスマートフォンと一緒にいれるのではなく、ファスナーがついている場所に入れるなどそれぞれで工夫をしているようです。
メリットとしてはバッグを持ち歩くということにはなりますが、それ以外は手ぶらであること、財布など必要なものと一緒に管理できるというものがあります。ただ、まったくデメリットがないわけではありません。定期的にバッグの中身を整理しないと他の物とまぎれてしまい、バッグをひっくり返さないと見つからないという場合もあります。
・財布に入れる
鍵を財布に入れて管理するという人も少なくありません。常に財布は持ち歩くため、その中に鍵を入れておくことで分かりやすく管理できるというメリットがあるからです。
メリットは先述したように分かりやすく管理ができるということ、荷物自体を最小限に抑えられるなどがあります。ただ、デメリットとして財布を開けるたびに鍵を露出することになるため、買い物時に落としてしまう可能性があるので気を付けなければいけません。
・洋服のポケットに入れる
意外と男性に多いのですが、鍵をそのまま洋服のポケットに入れておくという人もいます。バッグを持たずに、財布などもポケットに入れておく人に多い傾向があるようです。
メリットとしては素早く取り出せるというものがありますが、洋服のポケットに入れておくということは他の持ち歩き方と異なってデメリットの方が大きいです。その理由として、ポケットに入れておくだけでは気が付かないうちに落としてしまう可能性があります。
財布であれば重さもあるため落とした時に気づく可能性が高いのですが、鍵は小さくひとつひとつが軽いため落とした時に気づかないことが多いのです。
・紐やチェーンでつないでおく
鍵の本数が少ない人は紐やチェーン、カラビナにつないで持ち歩くという人も多いです。直接鍵とベルト通しやバッグの持ち手などにつなげる方法です。
メリットは荷物を最小限にできること、使いたい時にすぐ使えることなどがあります。デメリットは落としてしまう可能性がゼロではないことなどでしょう。比較的落としにくい持ち方ではありますが、普段から落としていないかチェックしておく習慣をつけるといいでしょう。
このように、さまざまな持ち歩き方があります。その人によってベストな持ち方は変わってくるので自分に合う方法を見つけるようにしてください。
おすすめの鍵の持ち歩き方法
こちらでは、おすすめの鍵の持ち歩き方について紹介していきます。どんな風に持ち歩けばいいのか悩んでいる人がいるなら、こちらで紹介するものを検討してみましょう。
・キーケースを使う
一番分かりやすいのは、やはりキーケースを使うことではないでしょうか。最近のキーケースはおしゃれなだけではなく機能性も抜群のものが多くあります。基本的にキーケースはさまざまな人に対応できるようにバリエーションに富んだものとなっています。
・マルチポーチに入れる
近年はキャッシュレス化が進んで、現金の持ち歩きは最小限に抑えている人も少なくありません。そこでおすすめしたいのがマルチポーチに入れておくという方法です。小銭入れなどにも鍵を入れておくスペースがあるものもあります。
キャッシュレスがメインであれば財布を頻繁に開くことはないので、その分落としてしまうリスクも抑えることができます。分かりやすい場所に収納したい人こそマルチポーチなどがおすすめです。
・リール付きキーホルダーにつける
すぐに鍵を取りだせるようにしたい人はリール付きキーホルダーに鍵をつけておくことをおすすめします。リール付きであればすぐに取り出せます。しかもバッグやズボンのベルト通しに通したままなので落とす心配もありません。
このように、さまざまな方法がおすすめされています。荷物をかさばらせたくない人、すぐに取り出したい人などはこちらの方法を試してみてはいかがでしょうか。
鍵の持ち歩きで紛失を防ぐアイデア
鍵を持ち歩く際、どうしても心配してしまうのが紛失です。鍵を紛失すると車に乗れない、家に帰れないなどさまざまな悪影響があります。それだけではなく防犯面から鍵の変更を検討しなければいけなくなるでしょう。紛失の心配をする人は、以下の方法を検討してみてください。
・スマートタグ(キーファインダー)の導入
鍵を紛失した時のことを考えて、近年増加しているのがスマートタグの導入です。紛失防止タグとも言われていて、落としただけではなく位置も分かるように完治装置が付いています。そのため、スマートフォンと連動させてタグの位置記録を調べるだけではなく、置き忘れ防止のための通知、そして相互呼び出し機能など紛失に特化した機能がついているのも特徴のひとつです。
・キーレス錠に交換する
鍵の紛失を心配する人は、鍵そのものを使わないキーレス錠に変更することも検討しましょう。スマートロックや電子キーなど鍵を必要としない錠前に変更することで鍵を紛失するリスクや不安から解放されます。ただ、集合住宅地の場合は難しいです。管理規約で1室だけキーレス錠に変更することが許可されない場合もあるからです。戸建ての場合は問題ないでしょうが、集合住宅地の場合は管理会社などに相談してから変更するようにしましょう。
鍵も持ち歩きを工夫して鍵の紛失を防ごう
鍵は防犯上とても重要なものです。そのため、持ち歩きにも工夫を重ねなければいけません。普段、自分がどのように持てばいいのか悩んでいる人は今回紹介した方法を試してみましょう。バッグを持ち歩くか持ち歩かないかでも変わってきますが、それぞれに適した鍵の持ち歩き方をすることで鍵の紛失を防ぐことができます。