本記事ではシロアリなどの害虫駆除を検討しているがどの様に進めていけば良いか悩んでいる方向けに、独自の目線で業者の選び方、少しでも費用を抑える為の補助金・ローン・保険の活用方法まで失敗しない為に抑えておきたいポイントをわかりやすく解説しています。 記事を最後まで読んでおくことで、業者選びや費用面など失敗しない害虫駆除に向けた基本知識を身に着けておくことが出来ます。
1. シロアリ駆除業者の選び方のポイント!
シロアリ駆除業者を選ぶ際に重要なポイントを改めて押さえておきましょう。 1 経験と実績の確認 長年の経験と成功事例があるか確認しましょう。 2 見積もりと契約条件の透明性 見積もりが明確であり、契約条件がわかりやすいか確認しましょう。 3 アフターケアと保証内容 施工後のアフターケアや保証期間がしっかりしているか確認します。 などが代表的ですが、より詳しく知りたい方むけに過去記事でまとめていますのでこちらも参考にしてください。

更新日
2024.01.10
公開日
2023.12.26
「自宅でシロアリを見かけたけれど駆除するお金がない….」とそのままにしていませんか。シロアリ被害を放っておくと家の倒壊や健康に悪影響を及ぼす可能性もあり、さらに出費が嵩んでしまうかもしれません。シロアリを完全に駆除するには業者に依頼するのが一番です。本記事では、シロアリを駆除しないとどうなるかを詳しく解説するとともに、業者が行う駆除方法を紹介します。駆除の費用を抑える方法や駆除業者の選び方のポイ…
2. シロアリ駆除に対応できる業者の特徴とメリット・デメリット
シロアリ駆除は専門的な知識と経験が必要なため、プロの業者に依頼することが一般的です。実際にシロアリ駆除業者を探すといくつかの業種があることがわかると思います。 実際にはそれぞれの業種で特徴が異なりますが、初めて依頼する方はどの様に選ぶべきかの判断が難しいと思いますの以下に主なシロアリ駆除業者の特徴とメリット・デメリットをまとめてみました。
1. 専門のシロアリ駆除業者
特徴: シロアリ駆除に特化した専門家が在籍。 専門の検査や施工技術が提供される。 メリット: 高度な専門知識と経験に基づく効果的な駆除が期待できる。 シロアリの生態や巣の特性を理解した確かな施工。 デメリット: 他の一般的な駆除業者よりも費用が高い場合がある。 予約が混雑しており、即時の対応が難しいことがある。
2. 総合的な駆除業者
特徴: ゴキブリやネズミなど他の害虫も含めた駆除サービスを提供。 幅広い害虫に対応可能。 メリット: シロアリ以外の害虫にも対応できるため、継続的な駆除が可能。 複数の害虫に対応できるスキルを持っている。 デメリット: シロアリ専門業者に比べて、専門性がやや劣ることがある。
3. 地域密着の業者
特徴: 特定の地域や都道府県に密着している。 地域の気候やシロアリの習性に詳しい。 メリット: 地元に根ざした信頼性があり、緊急時に素早い対応が期待できる。 地域の環境やシロアリの発生傾向を把握している。 デメリット: 他の地域での対応が難しいため、引っ越し等がある場合に制約が生じる。
4. 大手害虫駆除企業
特徴: 全国規模で展開している大手の害虫駆除企業。 一定の品質管理が徹底されている。 メリット: 大規模な企業ならではの品質管理がある。 広範囲でのサービス提供が可能。 デメリット: 個別の地域や状況に特化したサービスが不足することがある。 個別対応よりも一般的なサービス提供が中心となる。 日本国内でシロアリ駆除を専門に行う大手企業の中には、以下のような企業があります。 ただし、企業の状況は変動する可能性があるため、最新情報は各企業の公式ウェブサイトや直接の問い合わせにて確認することがおすすめです。 ノバレーゼ 特徴: ノバレーゼは、日本国内でシロアリ駆除に特化した企業の一つで、長年の実績を持っています。高度な技術と専門知識を駆使し、木造建築を中心にシロアリ被害に迅速・確実に対応しています。また、環境に配慮した施工やアフターサービスも提供しています。 ダイセル 特徴: ダイセルは建築物や構造物の補強や改修に関するさまざまなサービスを提供していますが、その中にはシロアリ駆除も含まれます。木材に特有の被害を防ぐための施工や防除工事を行い、専門の調査士が診断を担当しています。 セキスイハウスのシロアリ駆除: 特徴: セキスイハウスは住宅メーカーとして知られていますが、シロアリ駆除にも力を入れています。木造住宅の補修や駆除工事を行い、品質を維持するための保証やアフターサービスも提供しています。 これらの企業は、シロアリ駆除において専門的なサービスや高い技術力を有しているとされています。駆除作業だけでなく、建物の補強や保証にも力を入れ、お客様に安心感を提供しています。
業者別比較まとめ
まとめ | 専門業者 | 総合業者型 | 地域密着型 | 大手害虫駆除 |
エリア対応力 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
専門性 | ◎ | △ | ○ | ◎ |
品質・保証 | ◎ | △ | ○ | ◎ |
提供価格 | △ | ◎ | ○ | × |
必ずしも大手だから安心とは言えませんが、お住まいの地域性であったり被害の状況、提供価格も含めた支出など多角的に検討を行うことが必要です。ほとんどの業者は見積り自体は無料で行っているのでまずは気になった業者に数社見積り依頼を出して見ましょう。
3. シロアリで使える補助金・助成金・支援制度
必要性のある修理ではあるもののやはり数十万の出費となるとできる限り自己負担は抑えておきたいものです。 シロアリ駆除に補助金や助成金が利用できる場合、その制度や申請手続きについて詳しく解説します。 1 補助金の種類 地方自治体や国の提供する補助金や助成金の種類を紹介。 2 申請手続きと条件 補助金の申請手続きや受給条件について具体的に説明。 シロアリ駆除に関連する補助金や助成金は、国や市区町村によって異なります。以下に一般的な特徴と例を挙げてみましょう。ただし、最新の情報は各自治体や関連機関の公式ウェブサイトで確認することが重要です。
国の補助金・助成金
・住宅リフォーム・改修補助金 特徴: 住宅の耐震や改修工事に対する補助金。 申請方法: 住宅所有者が自治体などに直接申請。 ・省エネルギー住宅リフォーム支援事業 特徴: エネルギー効率向上を目指すリフォームに対する支援。 申請方法: 地域や条件により異なり、自治体への問い合わせが必要。
市区町村の補助金・助成金
・住宅改修・リフォーム補助金 特徴: シロアリ駆除や防蟻工事など住宅の改修に対する助成。 申請方法: 各市区町村の住宅課や建設課に問い合わせ。 ・地域振興に関する助成金 特徴: 地域振興や景観維持に寄与する工事に対する助成。 申請方法: 地域により異なり、自治体のウェブサイトや窓口で確認。
申請の際の注意点
条件の確認: 各補助金・助成金には対象となる条件があります。要件を確認してから申請しましょう。
申請期限: 期限がある場合がありますので、早めに情報を収集し、計画的に進めることが重要です。
相談窓口: 申請前には自治体の担当窓口に相談することで、スムーズな手続きが期待できます。
具体的な補助金や助成金の詳細は、現地の自治体の公式サイトや窓口で確認してください。
4. シロアリ駆除で使える火災保険
火災保険がシロアリ駆除にどのように活用できるか、対象となるケースや手続きについて詳細に解説します。
対象となるケース
火災保険でシロアリ駆除の補償が受けられるかどうか、およびどの保険会社が適しているかは、保険商品や条件により異なります。一般的に、火災保険においてシロアリ駆除が補償対象となることは難しいことが多いですが、一部の特約やプランによっては対応している場合もあります。 以下は、保険会社の選定に関する一般的なアプローチです。
条件の確認: 各保険商品の契約書や保険料率表、特約などをよく確認し、シロアリ駆除に関する補償があるかどうかを確認してください。 保険会社の評判: インターネット上での口コミや評判を確認し、信頼性や対応力などを確かめることが重要です。 保険料の比較: 同等の補償内容であれば、保険料やプランの特典を比較して、自身のニーズに合ったものを選ぶと良いでしょう。 相談: 保険会社の担当者に直接相談し、シロアリ駆除に関する補償について詳しく尋ねることが役立ちます。
取り扱いのある保険会社
代表的な火災保険を提供している保険会社として、三井住友海上火災保険、損保ジャパン火災保険、東京海上日動火災保険などが挙げられますが、各社の商品や条件は異なるため、詳細は直接保険会社に問い合わせて確認することが重要です。
5. シロアリ駆除で使えるリフォームローン
リフォームローンを利用するメリット・デメリット
シロアリ駆除にかかる費用をリフォームローンで賄う方法について解説します。 シロアリ駆除費用をリフォームローンで賄うことは一般的に可能です。リフォームローンは、住宅の改修や修理などのために融資を受けるための融資商品であり、シロアリ駆除もその対象になります。以下に、リフォームローンを利用する際のメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット: 低金利: 一般的に、リフォームローンは住宅ローンよりも低い金利で借りられることがあります。これにより、返済負担が軽減されます。 長期分割払い: リフォームローンでは、長期にわたって返済ができるプランが提供されることがあります。これにより、負担を分散しやすくなります。 早期返済オプション: 一部のリフォームローンには、早期に返済することで金利を優遇するオプションがある場合があります。
デメリット: 借り入れ条件: リフォームローンも一定の審査があり、収入や信用履歴などが考慮されます。条件によっては借り入れが難しい場合もあります。 総返済額の増加: ローンを利用することで、元本に利息が加わりますので、最終的な返済額が増加します。 担保の必要性: 大きな金額を借り入れる場合、担保が必要なことがあります。これは、不動産や預金などが担保として使われることが一般的です。
リフォームローンを検討する際には、自身の経済状況や将来の返済計画をよく考慮し、複数の金融機関の条件や金利を比較検討することが重要です。個別の事情によりますので、具体的な条件は利用する金融機関によって異なります。
リフォームローンの申し込みが出来る金融機関

リフォームローンの申し込みができる金融機関は、銀行や信用金庫、信用組合、ネット銀行、消費者金融など様々な種類の金融機関が提供しています。以下は、一般的にリフォームローンを取り扱っている代表的な金融機関の一部です。
銀行 | 信用金庫 | 信用組合 | ネット銀行 | 消費者金融 |
三菱UFJ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行 | 東京信用金庫 京都信用金庫 大阪信用金庫 | JAバンク 大東京信用組合 ハナ信用組合 横浜幸銀信用組合 | ソニー銀行 PayPay銀行 | プロミス アコム レイク |
まとめ
さて、今回はシロアリなどの害虫駆除業者の選び方、少しでも出費や月々の支払い費用を抑えるための制度・ローン・保険の活用方法をご紹介してみました。 大きな出費を伴うからこそ信頼できる情報をもとに失敗の無い害虫トラブル解決のお手伝いが出来れば幸いです。