スレート屋根の塗装費用を徹底解説!安くするコツや業者選びのポイントも紹介

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スレート屋根の塗装費用を徹底解説!安くするコツや業者選びのポイントも紹介

スレート屋根の塗装費用を徹底解説!安くするコツや業者選びのポイントも紹介

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更新日

2024.10.04

公開日

2024.10.18

スレート屋根の塗装費用を徹底解説!安くするコツや業者選びのポイントも紹介

目次

スレート屋根は、スレートと呼ばれる屋根材を使用した耐久性の高い屋根です。
多くの住宅で採用されていますが、長年の風雨にさらされることで徐々に劣化し、塗装の剥がれやひび割れなどが生じることがあります。そのため、定期的に塗装を施し、適切なメンテナンスを行うことが必要です。
ここでは、スレート屋根塗装の費用相場や費用に影響を与える要素、そして費用を安く抑えるコツなど、気になる情報を詳しく解説していきます。

スレート屋根塗装の費用相場

スレート屋根の塗装にかかる費用相場は、一般的に50万円前後だと言われています。この費用は、使用する塗料の種類や施工面積、さらに仮設足場代などの追加費用によって変動します。
詳しい条件について見ていきましょう。

使用する塗料の種類によって費用が異なる

スレート屋根塗装の費用は、選ぶ塗料によって大きく異なります。
例えば下記のような具合です。

  • ウレタン塗料は1,800円~2,000円/㎡
  • シリコン塗料は2,000円~2,800円/㎡
  • フッ素塗料は3,800円~4,500円/㎡
  • 断熱塗装は3,200円〜4,200円/㎡

耐候性に優れた塗料ほど価格が高いものの、長期的なメンテナンスを考えると耐久性に優れていて長持ちする塗料を選ぶ方がコストパフォーマンスが良いでしょう。

仮設足場代もかかる

スレート屋根の塗装を行う際には、塗装費用に加えて仮設足場の設置費用も必要になります。仮設足場代は平米あたり500〜1,000円程度を見込んでおく必要があります。
この費用は施工する立地や面積によって異なるため、事前にしっかりと見積もっておくことが肝心です。
業者の候補が複数ある場合は相見積もりを取るのも価格を抑えるために効果的ですので、検討してみましょう。
塗装だけではなく、足場代も含めた全体の費用を考慮して予算を組むことが、塗装工事で失敗しないためのポイントです。

スレート屋根塗装の費用に影響する要因

スレート屋根の塗装費用は、様々な要因によって変動します。そのため、適切な費用相場を理解して質の高い施工を受けるためには、以下の要因を把握しておくことが重要となります。

屋根塗装の作業工程によって異なる

屋根塗装の費用には、塗料代や施工費だけでなく、人件費、材料費、足場代、運営費といった様々な作業費用が含まれています。
作業工程を省略したり期間を短縮したりすれば費用は下がりますが、当然手抜き工事や施工不良のリスクが高まるでしょう。

塗料の種類や耐用年数の違い

使用する塗料の種類によって、費用は大きく変わります。耐候性の高い塗料は初期費用が高くなりますが、長期的にはメンテナンス費用を抑えられます。そのため、塗料選びの際は初期コストだけでなく、耐用年数も考慮に入れて選択すると良いでしょう。

地域の特性によって使われる塗料や作業工程が変わる

最適な塗料や作業工程は地域の気候や環境によって変わり、それに伴って費用相場も変わってきます。
例えば、雨が多い地域では防水効果の高い塗料が必要となり、雪が多い地域では屋根に積もる雪が落ちやすいような潤滑性の高い塗料が求められます。
また、台風が多い地域や海が近い地域は屋根へのダメージが大きくなりがちなので塗装や修理の頻度が高くなる傾向にあり、海が近い地域は潮風の影響でサビやすく、塗装のサイクルは早まるでしょう。

スレート屋根塗装の費用を安くするコツ

スレート屋根の塗装費用を抑えるためには、いくつかのコツがあります。
ここでは、費用を安くするために実践したいコツについてご紹介します。

定期的な部分補修を行う

5年ほどの周期で専門業者に屋根の状態を点検してもらい、部分的な補修を行うことで大きな劣化を防ぎます。
結果的に、塗装費用を抑えることができるでしょう。

外壁塗装と一緒に依頼する

屋根塗装と外壁塗装を同時に依頼すると、足場を一度設置するだけで済むため、足場代を節約できます。
また、工事期間も短縮されることで、トータルコストの削減にも繋がります。

リフォーム支援制度の活用

自治体によっては、リフォーム工事に対する補助金や助成金制度が設けられている場合があります。
こうした制度を活用することで工事費用の一部が補助され、負担を軽減することができます。

火災保険の利用

台風や地震などの自然災害によって屋根が損傷した場合、火災保険の対象となることがあります。
保険金が下りれば、その金額を工事費用に充てることができます。

DIYで塗装する

DIYで屋根塗装を行うと業者に頼むより人件費を抑えられそうですが、高所作業が必要となるため落下の危険性が生まれるほか、スレート屋根にアスベストが含まれている可能性などもあり、素人が安易に作業すると落下事故や健康被害などを引き起こす恐れがあります。
そのため、高所作業に慣れた専門業者に依頼しましょう。

スレート屋根塗装業者の選び方

スレート屋根塗装を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。悪徳業者に騙されないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

施工実績が豊富

信頼できる業者は、豊富な施工実績を持っています。そのため、過去の実績を確認し、その内容が信頼できるかを含めて確認しておきましょう。施工実績が豊富な業者ほど、高い技術力を持っている可能性が高いです。

相見積もりに対応

複数の業者から相見積もりを取ることで、適正価格を把握できます。相見積もりに応じてくれる業者は価格設定が明瞭であり、誠実な対応をしている可能性が高いと言えます。一方で、極端に安い業者は手抜き工事などの恐れがあるため、注意が必要です。

アフターフォローや保証内容が充実

塗装後のトラブルに備えて、アフターフォローや保証がしっかりしている業者を選びましょう。定期的な点検や、長期の保証を提供している業者は、信頼性が高く安心して依頼できます。

スレート屋根塗装は費用対効果を考えて信頼できる業者に依頼しよう

スレート屋根の塗装は、住宅の耐久性を高めるために重要なメンテナンスです。そのため、ただ安価な塗装方法を選ぶのではなく、長期的な費用対効果を考えることが大切になってきます。
そうした中、最も重要となるのは信頼できる業者選びでしょう。豊富な施工実績があり、充実したアフターフォローを提供する業者を選ぶことで、質の高い施工結果が得られます。誠実な業者に相談し、自分の家に合った最適な塗装プランを提案してもらいましょう。

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